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=電力会社=
原題:Funkenschlag
会社:2F(アークライト)
発売:2001年(旧版)
発売:2004年(新版)
参考価格:4000円
入手難易度:2
プレイ人数:2人〜6人
プレイ時間:120〜240分
タイプ:ボードゲーム
様々な方法で発電して供給ゲーム「電力会社」。
低コスト&バランスという方法を競とタイミングで見切るゲームです。

ゲームの目的は、自分の発電所が供給する都市を増やす事。
達成目標はプレイヤー人数によって異なります。

発電方法として、石炭、石油、原子力、ゴミなどが出てきます。
また、燃料が全くいらない風力発電もあります。
発電所が出てくるので競を行って取得します。取得方法は値の吊り上げあいで行い、そのラウンドに購入した人は競権限が無くなります。最後に残った人は安く仕入れる事が出来ます(気に入ったものが出てくるかどうかはわかりませんが)。
発電所の競を行った後、燃料の購入を行います。都市の少ない順番に購入していきますが、この順番が重要です。
購入が後になるほど、燃料の値段が上がっていきます。ゲーム後半には原子力、ゴミ発電などが出てくるので、どの方法で発電していくか、他人とバッティングしないようにするのも戦略です。
燃料購入後、自分の都市を増やしていきます。時代が進むと他人が受け持っている都市にも高い値段で入ることが出来ます。
最後に、持っている燃料と発電所を使い、何都市に電力を供給できるか計算。その都市数によって収入が入ります。

これを繰り返して行き、目標の都市数に供給できたプレイヤーの勝ちとなります。
電力会社の競、燃料の購入、都市増やしと様々な要素が入り混じっています。
風力発電などは燃料がいらない分、発電所の値段が高騰したりします。




その時安い燃料で発電できるようバランスよく構成してみたり、都市の購入価格が安いルートを探したり、とにかく低コストを狙うゲームかと思います。
盤はアメリカ、ドイツと両面で使うことが出来、拡張マップなども出ているようです。
電力バリバリ供給ゲーム、効率化と競感が試されます。