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ハヤカワSF文庫
ジェイムスン教授シリーズ<2>放浪惑星骸骨の洞窟
ニール・R・ジョーンズ・野田昌宏訳・カバー・藤子不二雄 260円
1931年に執筆された、ジェイムスン教授シリーズの二作目。
「放浪惑星骸骨の洞窟」 1作目で無敵の機械人となったジェイムスン教授の荒唐無稽小説の2冊目です。
今回の話はオムニバスっぽく3つの話が入っています。
以下、ネタバレ注意。
・水球惑星義勇軍出撃の巻
全面海の水球惑星とそこで暮らす温和なヒューマノイド、そしてそれらを奴隷として扱うヒューマノイド。
お節介のジェイムスン教授と機械人たちは、奴隷としての運命に縛られている原住民を助けるために立ち上がった。
というか、巻き込まれた。
運命に「諦め」を感じている種族と、その中に現れた蜂起の心。
読むと熱くなります。
・教授なつかしの四千万年昔へ戻るの巻
地球を通りかかった機械人たちに宇宙船。
すでに滅びている地球だが、その近くでタイムテレビのような機械を使い、過去を見ていくことに。
地球創世から見つづけ、教授が死んだ前後のあたりなどを垣間見る。
そしてその後の地球がどうなっていくのか・・・
ここで出てくるちょっとしたエピソードだけで本が書けそうな感じの話。
・放浪惑星骸骨の洞窟の怪の巻
宇宙を放浪している(恒星に属していない)なぞの惑星。
探索してみると、どうも中が洞窟だらけで構成している。
そこに住んでいる知的生物と、それを食べている筒型動物。
知的生物が無知能の動物に負けているという特殊な世界の話。
基本的に「発見した惑星に住んでいるヒューマノイドとその境遇」を扱った作品がメインになっています。
どういった状況で進化してきたか、という点が背景でちゃんと作られている感じです。
日本で刊行されている残り3、4巻を探す所存。
見つかったらレビューします。
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ハヤカワSF文庫
ジェイムスン教授シリーズ<1>二重太陽系死の呼び声
ニール・R・ジョーンズ・野田昌宏訳・カバー・藤子不二雄 260円 1931年に執筆された、ジェイムスン教授シリーズの一作目。
「二重太陽系死の呼び声」
古典SFのヒーローの一人で、思わぬことから不老の機械人となった教授の果てしない冒険の話。
ハヤカワSFでも65番と初期にあたり、現在絶版になっている為に非常に入手困難。
シリーズの和訳は4作まで出ているはず。1,2巻のみ手に入れたので、そのうち続巻も手に入れたいと思います。
以下、ネタバレ注意。
自分の死後、死体を宇宙に打ち上げて欲しいとお願いをしたジェイムスン教授。
その願いが叶い、教授の遺体を乗せた小さな宇宙船が地球の衛星となった。
それから4千万年。人類はもとより全ての生き物は死滅し、荒れ果てた地球。
ぽつんと回り続ける教授の衛星。
それを発見した機械人のゾル人が教授の脳みそをひっぱりだし、蘇生して機械の体を与える。
教授は無敵の機械の体を持つゾル人の仲間入りをする。
そして宇宙の様々な星を旅していくのだった。
書かれた時代が非常に古いため、色々な矛盾点やらツッコミどころは多いです。
機械人としての体の設定も、どうみてもカンテラ(カンテラに足と触手をつけた感じ)。
出てくる機械人も高度な科学力のわりにノリと勢いで生きている感じがします。
しかし、そういうのがどうでもよくなるほど奇想天外なストーリーに巻き込まれます。
読んでいて先がどうなるのか、これほど予想できない小説は初めてです。
ということで、本当はあらすじを書こうと思いましたが、
これはあらすじ無しで読まないと「驚き」の楽しみが減ると思います。
非常に手に入りにくいものだと思いますが、古本屋などで買えるかもしれません。
カバー、挿絵が藤子不二雄なのも魅力の一つです。 |
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生徒諸君! |
講談社コミックス 生徒諸君!(教師編10)
庄司陽子 400円
前作「生徒諸君!」は、1978年(昭和53年)度、第2回講談社漫画賞少女部門受賞し、小泉今日子主演で映画化もされた。
教師となったナッキー(北城尚子)に、リアルな学校問題が立ちふさがる。
前作(講談社刊絶版)から主要人物などストーリーは変らないが、毎日のニュースでも報道されているような現代の学校問題を解決していくというストーリー。
こんな教師はいないだろうと思いつつ、問題に対する解決など夢中にさせてくれる。
以後、ネタバレ注意。
中学校が舞台だが、援助交際で妊娠してしまった生徒をどう導くか、教師不信になってしまった担当クラスをどう導いていくかなど、当たり前なのに出来ていない学校問題が多数発生。
そのたび、ナッキーが解決へ向かって導いていくのだが、ちょっとよい事があると、必ず次の問題が浮上したり、バス旅行で事故にあい、後遺症が残るほどの怪我をしたりと、現代の親をも描いている。
もう一度考え直さなければいけない問題が次から次へと描かれているのも魅力のひとつ。
前作を読んでいなくてもわかるよう、途中経緯なども描かれているのだが、前作を読んでみるとわかりやすいかも。
まだ中古で購入出来るので、気になった方はどうぞ。 |
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